About
佐藤 晃矢/Koya Sato
博士後期課程を卒業後,データ利活用周りの仕事を行っています.データを元にした解くべき価値の有る課題の発見と,課題解決に強みがあります.たくさんの課題に囲まれた環境にワクワクします.
経歴
- 2022-現在: 横浜市立大学 データサイエンス研究科 特任助教
- 自律分散的世界メッシュ統計基盤アーキテクチャの設計と実証に協力しています.介護事業所や人材派遣会社の営業所を新規に設置する場合には,候補地周辺に見込み顧客がどの程度いるのかといった各種地図統計データを活用することで成功率が向上することが考えられます.この様な地図データを事業成長に活かすためのデータ分析や可視化を行っています.
- 2020-2022: Yahoo! Japan
- 全社横断的な分析を行う部署で,オンライン広告を中心に分析業務を行いました.2年間の在籍期間中に特許出願や数百万円/日のビジネスインパクトを生み出す案件の分析をリードし,周りの方の多大なサポートのおかげで複数の社内表彰を獲得することができました(社内開発コンテストにて2つの企業賞,新卒成果発表にて部長賞,2021年下半期全社表彰).また,広告配信におけるABテストシステムの運用責任者をつとめ,効率的な業務を行う,あるいは透明性の高いシステムにするための改善を行いました.
- 2020: 筑波大学EMPプログラム卒業(博士: 人間情報学)
- 学士or博士で修士は取れないという心理的にハードな環境でしたが,周りの方々のサポートもあり卒業することができました.データ分析(複雑ネットワーク,SNS,ヒューマンリソースマネジメント)と人間拡張(ハプティクス,AR,スポーツ)の研究を行いました.大学からは2年間の生活費の支援(18万円/月)と学費半額免除,3年間の学費免除という形で多大な支援をいただきました.
- 2019: ISI Foundation (インターンシップ)
- 所属する研究室の先生の紹介もあり,複雑系ネットワーク分野のトップ研究者が集まるイタリアの研究所に滞在する機会をいただきました.紆余曲折ありましたが,滞在中の成果は論文誌になりました.
- 2017-2020: 日本学術振興会特別研究員(DC1)
- 2017: 株式会社電通 (インターンシップ)
- デモを交えた最終成果発表で最優秀賞を獲得しました.
論文
データ分析と人間拡張の研究を中心にやってきました.
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記事
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